三共リブレ | バレエ・舞台衣装クリーニング専門店

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プロの「プレッシング」技術

クリーニングに何故出すのかとアンケートを取りますと、多くの主婦達が「それはアイロンが大変だから」とお答えに成ります。勿論、洗いも大変です、しかしそれよりも何よりも「プレス」が大変なのです。

今は形状記憶ワイシャツなどが出回り、洗った後干しておくだけでお召しになれますと、うたって居ます。しかし残念ながらそれは何回かの洗濯だけで、10回20回と重ねていく内に、ワイシャツはくたびれて来ます。繊維はいくら形状加工されていても、何度も湿気を帯びる度に、だんだんと緩んで来るのです。
そこでアイロンの登場です、でもこれって大変です、真夏のアイロン考えただけでもゾッとしますね。そして実際上手くプレスするのにはそれなりの手順もあります。ここはプロにお任せ下さい、創業80余年の私共では未だに写真のヤキゴテ(焼きアイロン)を使って居ます。もう殆どのクリーニング屋では、使用して居ません。重さ16ポンド(ボーリングのボールと同じくらい)、なかなか操れないのです。

その焼アイロンでプレスしたデラックスワイシャツが4枚目の写真です(クリックすると拡大画像となります)、重いアイロンは、ワイシャツの表面にツヤを醸し出します